
シングルマザーです。生活に余裕がなく、貯金がなくて不安…。
お金の悩みを抱えているシングルマザーの方は多いのではないでしょうか。
「貯金がほぼない」という方もいるかもしれません。
日々の生活費はもちろん、子どもの進学を考えると貯金ゼロは不安ですよね。
本記事では、シングルマザーの平均貯蓄額を紹介します。
低収入でも効率的に貯金を増やす方法も解説するため、ぜひ参考にしてください。
【知恵袋の声】貯金なしのシングルマザーの声

経済的に余裕のないシングルマザーの方は少なくないはずです。
Yahoo!知恵袋で見つけたシングルマザーの声を紹介します。
貯金0円のシングルマザーです。
Yahoo!知恵袋
大した学歴も職歴もないし
正社員で勤めても手取り15万円弱くらいです。
小学生の娘がいる母子家庭です。毎月、生活費などでギリギリの暮らしをしており、貯金も出来ない状況です。
Yahoo!知恵袋
今、33歳なのですが貯金もない状況に不安を感じています。

貯金額0円のシングルマザーの声です。正社員でも貯金ができない方も…。
シングルマザーになって1年。子供は1歳半です。貯金が10万もありません…。子供に入る手当なども生活費にまわしちゃうくらいカツカツにやってます。
Yahoo!知恵袋

一応貯金はあるものの、10万円程度の方もチラホラ。急な出費があると一瞬で消えてしまう額で心もとないでです。
シングルマザーでなくても一人暮らしで貯金のない方はごまんといます!
Yahoo!知恵袋

ごもっともな意見ですが、1人で子どもを育てることを考えるとより不安が大きいと思います。
シングルマザーの平均貯蓄額

厚生労働省の「国民生活基礎調査 2022(令和4)年」によると、シングルマザーの平均貯蓄額は422.5万円です。
なお、全世帯の平均貯蓄額は1368.3万円、子どものいる家庭の平均貯蓄額は1029.2万円となっています。
両親がいる家庭と比較すると、シングルマザーの貯蓄額は半分以下です。

とはいえ、シングルマザーもそれなりに貯めているのね…。
調査結果をもう少し詳しく見ていきましょう。
シングルマザーののうち「貯蓄がある」と回答した方の割合は74.4%、「貯蓄がない」と回答した方の割合は22.5%でした。
なんと、シングルマザーの約22.5%が貯金0円ということになります。
「貯蓄がある」と回答した方の貯蓄額を詳しく分析すると…
貯金額 | 割合(%) |
---|---|
50万円未満 | 12.1 |
50~ 100 | 7.0 |
100~ 200 | 11.8 |
200~ 300 | 9.4 |
300~ 400 | 6.2 |
400~ 500 | 1.3 |
500~ 700 | 6.1 |
700~1000 | 4.0 |
1000~1500 | 7.9 |
1500~2000 | 1.7 |
2000~3000 | 0.9 |
3000万円以上 | 3.1 |
貯蓄額不詳 | 2.8 |
ボリュームゾーンは「50万円未満」の12.1%でした。
シングルマザーが貯金できない理由は?

シングルマザーの方が貯金できない主な理由は以下の通りです。
- 収入が少ない
- 教育費の負担が大きい
- 元々の貯蓄が少ない
- やりくりが苦手
- 無駄使いをしてしまう など
シングルマザーが生活に困窮する最大の理由は、収入が少ないことです。
シングルマザーの方は、パートやアルバイトで生計を立てている方が少なくありません。
正社員として働いていても、地方だと手取り10万円台のケースがあります。
各種手当があるとはいえ、子どもが何人かいると月収10万円台では厳しいかもしれません。
子どもがいると急な出費が多く、多少の貯蓄がないと毎月カツカツになってしまう可能性が高いです。
シングルマザーが貯金を増やす5つの方法

シングルマザーが無理なく貯金を増やす方法を紹介します。
本業収入を上げる
シングルマザーが貯金をするために、最も現実的なのは本業収入を上げることです。
コツコツ節約するよりも収入を上げたほうが手っ取り早いでしょう。
現在パートやアルバイトで働いている方は正社員を目指す、正社員の方は昇格や転職によって収入アップを目指します。
とはいえ、子育てや介護で忙しく思うように働けない方もいるでしょう。
その場合は子どもを預かってくれる場所を探す、行政の支援制度を利用するなど、働ける環境を整えることが第一歩です。
固定費を見直す
「何から節約してよいのか分からない」という方は、固定費を見直すことをおすすめします。
固定費とは、家賃、光熱費、通信費など毎月ほぼ決まった額で出ていく出費を指します。
固定費は一度見直すと節約効果がずっと続くため、食費やレジャー費を見直すより楽です。
また、固定費は一つひとつが比較的大きな額となるため、大きな節約効果が期待できます。
たとえば、3大キャリアを使っている方は、格安SIMに乗り換えるだけで数千円の節約が可能となります。
シングルマザー向けの制度を調べる
すでに利用している方が多いと思いますが、再度シングルマザー向けの制度を調べ直します。
もしかしたら申請し忘れている制度があるかもしれません。
シングルマザー向けの主な制度は以下の通りです。
- 児童扶養手当:18歳未満の児童を養育するひとり親家庭が対象
- 児童手当:中学校卒業までの子どもを養育する家庭が対象
- ひとり親控除:所得500万円以下のひとり親が受けられる税制優遇制度
- ひとり親医療費助成制度:医療費の一部または全部を助成する制度
- 高等学校等就学支援金制度:高校生がいる家庭に年11万8,800円を支給(所得要件あり) など
収入や居住地によって受けられる制度は異なります。
また、自治体によってはひとり親家庭の割引制度や免除が用意されているケースもあります。
先取り貯金をする
収入アップや節約をしても貯金ができない場合は、給料から貯蓄分を天引きする「先取り貯金」をおすすめします。
はじめに毎月の貯金額を決め、給料日になったら先に貯蓄用口座に貯金し、残りのお金で次の給料日まで生活していきます。
「節約して余ったお金を貯金しよう」と考えると、つい使いすぎてしまい結局貯金ができない方もいるはずです。
先取り貯金をすることで、自動的に貯金が増えていくでしょう。
副業に取り組む
本業収入だけでは足りない場合は、余った時間で副業に取り組むのも1つの手段です。
週末や仕事終わりにアルバイトをする、在宅ワークに取り組む、フリマアプリで不用品を販売するなど、副業の方法は1つではありません。
子育てをしていて思うように働けないシングルマザーの方も、子どもが寝てから在宅ワークをすることは可能でしょう。
メールレディやチャットレディなら本業との両立が可能です!
シングルマザーが貯金1,000万円を目指すのは可能?

結論からいうと、シングルマザーの方でも貯金1,000万円を目指すことは可能です。
先ほど紹介した「国民生活基礎調査 2022(令和4)年」によると、貯金額が1,000万円を超えるシングルマザーの方は約13%います。
ただし、貯金が1,000万円以上ある方は「高収入」「独身時代の貯金があった」「実家が太い」のどれかに該当する可能性が高いです。
低収入で貯金0円から1,000万円を目指すのは至難の業といえるでしょう。
とくに節約だけで貯金1,000円を目指すのは難しいため、収入アップを目指すことをおすすめします。
貯金なしのシングルマザーから脱却しよう!
シングルマザーの約22.5%が貯金0円という衝撃の事実が発覚しました。
子どもが小さいと思うように働けず、毎月カツカツの生活をしている方も少なくありません。
貯金を増やすためには、本業収入を増やすことが近道となります。
非正規の方は正社員を目指すことが先決です。
思うように仕事が見つからない方や自宅で働きたい方は、チャットレディやメールレディに挑戦するのもおすすめです。