副業で稼いだお金でネイルサロンに行きたい!
でも、ネイルサロンって色々気を遣います。ネイリストさんへ手土産って必要ですか?
ネイルサロンを利用していて、ネイリストに手土産を持ってくるお客様に遭遇したことはありませんか。
そのような光景を見ると、「もしかしたら普通は差し入れするものなの?」と悩んでしまいますよね。
この記事では、ネイリストへの差し入れは必要なのか、もし持っていくならどのようなものが良いのかを解説します。
ネイリストへの差し入れは必要?現役ネイリストの声を紹介
結論からいうと、ネイリストへの差し入れは必須ではありません。
ただし、差し入れをしたほうが喜ばれる場合もあります。
原則としてネイリストへの手土産は不要
原則として、ネイリストへの差し入れは不要です。
差し入れが不要な理由は主に以下の3つです。
- お客様から施術料金をもらっているため
- 気を遣わせてしまう
- プレゼント内容によっては迷惑
ネイリストは仕事としてネイルの施術を行い、お客様から施術代を支払ってもらっています。
施術の対価としてすでにお金をもらっているため、差し入れまでもらうと気を遣うネイリストもいるようです。
また、内容によってはネイリストに迷惑をかける可能性があります。
現役ネイリストのリアルな声は以下の通りです。
差し入れをくれるお客様は結構います。「そこまで気を遣わなくても…」と思いますが、ありがたく頂いています。(50代女性/ネイリスト)
手土産は普通に嬉しいですよ。ですが、高価なものは気を遣うため、サクッと食べられるお菓子類が嬉しいです。(20代女性/ネイリスト)
感染症が流行っている時期だと、手作りのお菓子とかはちょっと…。(30代男性/ネイリスト)
差し入れをもらって不快な気分になるネイリストはほとんどいません。
ただし、「高価なものだと気を遣う」「ものによっては少し困る」という声もありました。
場合によっては差し入れをするのもアリ
ネイリストへの差し入れは必須ではないものの、禁止されているわけではありません(一部サロンを除く)。
差し入れをもらって不快な気分になるネイリストはほとんどいないため、状況や相手との関係性によっては差し入れを持っていくのはアリです。
差し入れを持っていっても不自然ではない状況とは…
- 個人ネイルサロン
- 他にも差し入れを持ってくるお客様が多い
- 1年以上施術を担当してもらっている
- ネイリストのお祝い事(誕生日、結婚、昇格など)
- 自分が旅行に行った時(お土産として)
個人ネイルサロンはネイリストとお客様の距離が近く、差し入れを持ってくるお客様は多いです。
大手ネイルサロンでも、長く施術を担当してもらっている場合は、差し入れをしたほうが関係性がよくなる可能性はあります。
また、ネイリストのお祝い事に合わせて何かしらのプレゼントを渡すのもおすすめです。
ネイリストへの差し入れは義務的なものではなく、「感謝の気持ちを伝えるもの」「お祝い事を祝福するもの」と考えると気楽です。
ネイリストに喜ばれるおすすめの手土産7選
ネイリストへの差し入れは、具体的に何を選ぶべきなのでしょうか。
現役ネイリストに聞いた、ネイリストに喜ばれるおすすめの手土産は以下の7つです。
- 市販のお菓子
- 観光地のお土産
- カップドリンク
- ティーバックギフト
- アロマグッズ
- マッサージグッズ
- ハンドクリーム
市販のお菓子
ネイリストに喜ばれるおすすめの手土産1つ目は、市販のお菓子です。
スーパーマーケットで購入できるお菓子でも構いませんが、有名デパートやスイーツ店のお菓子ならさらに喜ばれるでしょう。
もちろん旅行先で購入したお菓子をお土産として渡すのもOKです。
ちょっとした空き時間につまめるものが嬉しいです。(30代女性/ネイリスト)
ネイリストはなかなか休憩を取れないこともあるため、ちょっとした空き時間に食べることを想定してて選びましょう。
- 個包装
- 1つ1つが小さめ
- 手を汚さずに食べられる
- 歯ごたえがありすぎない
好き嫌いもありますが、ネイリストには上記のようなお菓子が喜ばる傾向にあります。
クッキー、サブレ、フィナンシェなどがよさそうですね!
観光地のお土産
旅行に行った際に、観光地のお土産を渡すとスマートです。
お菓子はもちろん、雑貨や伝統工芸品など部屋に飾っておけるものでもよいでしょう。
カップドリンク
個人ネイルサロンの定番の差し入れといえば、コンビニやコーヒーのカップドリンクです。
ネイルサロンに行く前にコンビニやコーヒーショップに立ち寄り、自分のものとネイリストのものを2つ購入します。
カップドリンクはすぐに飲めますし、安価なのでネイリストに気を遣わせなくて済みます。
ただし、信頼関係がないネイリストへ差し入れるのは控えたほうがよいです。
1~2回目のお客様に、ス●バのカップドリンクをもらった時は少し抵抗がありました。私が潔癖症だからかもしれませんが…。(40代女性/ネイリスト)
カップドリンクは意図的に何かを入れようと思えば入れられてしまうため、抵抗があるネイリストは少なくありません。
ティーバックギフト
ネイリストの誕生日や結婚祝いなどには、ティーバッグギフトが人気です。
ティーバッグギフトは日持ちしやすく、自分の好きなタイミングで楽しめます。
休憩時間に飲む方もいれば、自宅でゆっくりと楽しむ方もいるでしょう。
ネイリストの好みが分からない場合は、ハーブティーやフルーツティーなど普段自分では買わないようなティーバッグギフトを選ぶのがおすすめです。
アロマグッズ
アロマキャンドルやアロマディフューザーなどのアロマグッズもおすすめです。
ネイリストは、1日中座ったままの姿勢で細かい作業をしています。
また、長時間労働が常態化しており、人気サロンは休憩時間がほとんどとれない日もあります。
日々ハードワークをこなすネイリストを癒すために、アロマグッズをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
アロマグッズは消耗品ですし、普段自分では選ばない香りを楽しめるので何気に嬉しいです。(20代女性/ネイリスト)
マッサージグッズ
ネイリストの疲れを癒すという意味では、ツボ押しやマッサージボールなどもよいかもしれません。
マッサージグッズは、持ち運びしやすく、休憩時間に使用できる小ぶりのものがおすすめです。
ハンドクリーム
手荒れが気になる現役ネイリストからは、「ハンドクリームギフトが嬉しい」という声がありました。
以前お客様からいただいた、ブランドもののハンドクリームが嬉しかったです。(20代女性/ネイリスト)
ネイリストは頻繁に手洗いや消毒を行うため、手指の荒れに悩んでいる方が少なくありません。
また、薬品によって手指が荒れる可能性もあります。
ハンドクリームは消耗品なので、いくらあっても困らないというのが本音でしょう。
好みもあるため難しい品物ではありますが、ブランドもののトライアルセットなどがおすすめです。
ネイルサロンでは避けたほうがよい手土産5選
差し入れの選び方によっては、ネイリストに迷惑をかける可能性があるため注意しましょう。
ネイルサロンでは避けたほうがよい手土産は以下の5つです。
- 手作りのお菓子
- 生のケーキ
- クセの強い食べ物
- 高価すぎるもの
- ネイル道具
手作りのお菓子
手作りのお菓子には抵抗感を感じるネイリストが多いため、基本的には避けるべきです。
手作りのお菓子はどのような環境で、どのような過程を経て作ったのかが見えません。
気持ちは嬉しいのですが、よく知らないお客様からはちょっと…。(40代女性/ネイリスト)
また、感染症の流行により、手作りのお菓子に抵抗感を持つ方が増えた背景も考慮すべきです。
信頼関係ができあがっている場合や、自分がプロとしてお店をやっている場合を除いては、手作りのお菓子は避けたほうが無難です。
生のケーキ
生のケーキは日持ちせず、保存方法にも困るため避けたほうが無難です。
ネイルサロンによっては冷蔵庫がない、冷蔵庫があっても社員が自由に使えない場合があります。
ネイリストは生のケーキをもらってもすぐに食べられないことが多いため、最悪の場合はケーキが無駄になってしまいます。
ただし、個人ネイルサロンで確実に冷蔵庫があることが分かっている場合、すでに信頼関係ができあがっている場合は問題ない場合もあります。
「施術後に一緒に食べませんか」と言える関係性であれば、生のケーキを差し入れてもよいかもしれません。
クセの強い食べ物
辛すぎる、臭いか強すぎる、ゲテモノ系など、クセが強すぎる食べ物は避けましょう。
クセの強い食べ物は好き嫌いが分かれるため、もらっても困るネイリストが多いです。
以前、野生動物の肉をいただいて困った経験があります。お父様が猟師をされているそうです…。(40代女性/ネイリスト)
とくに臭い食べ物は、ネイルサロンの冷蔵庫に入れておくと、他の食品ににおいがうつる可能性があります。
高価すぎるもの
高価すぎる手土産は、ネイリストに気を遣わせる可能性があるため避けたほうが無難です。
誕生日や結婚記念日なら多少高いものをプレゼントしても問題ありませんが、1万円以内にしたほうがよいでしょう。
普段の差し入れや手土産は、2,000~3,000円以内にすることをおすすめします。
ネイル道具
ネイル道具が不可なわけではないものの、できるだけ避けたほうがよいかもしれません。
ネイル道具を避けたほうがよい理由は、ネイルの「プロ」として何かしらのこだわりがある可能性が高いためです。
とくにネイル筆にはこだわりを持っているネイリストが多いため、相手の好みを知らない場合は避けたほうがよいでしょう。
ただし、ファイルやコットンなどの消耗品は喜ばれる可能性があります。
ネイリストへの差し入れは必須ではない!ただし、状況によって持っていくのはあり
ネイリストへの差し入れ・手土産は必須ではありません。
ただし、個人サロンでネイリストとの距離が近い場合や、ネイリストのお祝い事があったときに渡すのはアリでしょう◎
ネイリストへの差し入れは、相手への感謝の気持ちを表したり、日頃の疲れを労わったり、お祝い事を祝福するためのものです。
ネイリストへの差し入れ・手土産を「義務的なもの」とは考えず、ネイリストへの関係性や状況によって渡すことをおすすめします。