チャットレディの男性版「チャットボーイ」の存在をご存じですか?
チャットボーイの認知度はまだ低いものの、まだやっている男性が少ないからこそ稼げるチャンスがあります。
この記事では、チャットボーイの仕事内容や、また会社員や公務員の副業でも可能なのかを解説します。
本業以外にお小遣いが欲しい男性は、ぜひチェックしてみてください。
チャットボーイとは?

チャットボーイとは、カメラを通して男性もしくは女性と会話をする仕事です。
パソコンやスマートフォンがあれば、自宅にいながら高収入を目指せます。
チャットボーイはチャットレディの男性版ですが、チャットレディと異なりお客様が同性である点が大きな特徴です。

チャットレディの場合、お客様はほぼ異性(男性)なのに…。
筆者の記憶では、ライブチャットが流行り出してすぐにチャットボーイの仕事も登場しました。
当初はチャットボーイ(男性)が女性会員と会話をするサービスだったと記憶していますが、2023年時点ではゲイ向けのライブチャットが生き残っているのが現状です。
女性客が来ることもありますが、基本的には男性客(ゲイの方)が多いと認識しておいたほうがよさそうです。
チャットボーイはどのくらい稼げる?

チャットボーイの報酬は分単位で、1分あたり35~70円程度と幅があります。時給にすると2,100~4,200円程度です。
ただし、待機中(お客さんが来るのを待つ時間)は報酬が発生しないため、実際の時給はもう少し低くなるケースが多いでしょう。
チャット形式には、主に「通常チャット(パーティー)」と「2ショット」の2種類があります。
- 通常チャット(パーティー):複数人で話す
- 2ショット:1対1で話す
1分あたりの報酬が最も高いのは、1対1で話す2ショットです。
ただし、パーティーチャットで多くの会員と会話をしたり、覗き見客を多くつければ、人数分の報酬をもらえます。
- 2ショットで1時間話した場合:70円×60分=時給4,200円
- パーティーで3人のお客様と話した場合:35円×3人×60分=時給6,300円
このように、パーティーチャットの報酬単価が低くても、複数人と話せば2ショットの報酬を逆転します。
チャットボーイの月収は稼働時間にもよりますが、副業で平均月収5~10万円程度、本業で平均月収15~30万円程度です。

中には100万円近く稼ぐ男性もいます。
チャットレディほどではないものの、高収入を狙える仕事です。
チャットボーイは会社員の副業に最適

チャットボーイは自分の都合のよい時間帯にログインすればよいため、会社員の副業としておすすめです。
「土日のみ」「夜9時から2時間のみ」など、自分は働きやすい時間帯を選びましょう。
解説したように他のアルバイトと比較して時給もよく、効率的に稼げます◎
また、パソコンやスマートフォンさえあれば自宅で働けるため、体力的な負担が少ない点も魅力です。

就業後や週末にコンビニなどで働くのはきついので、自宅で働けるのは嬉しい。
公務員がチャットボーイの副業をするのはNG

結論からいうと、公務員がチャットボーイの副業をするのはNGです。
というのも、公務員の副業は以下の3つの法律により禁止されています。
- 国家公務員法第103条
- 国家公務員法104条
- 地方公務員法第38条

チャットボーイがダメなわけではなく、副業全般がダメなんです。
内閣総理大臣および所轄庁の長の許可があれば例外的に副業が認められますが、チャットボーイの副業が認められることはまずありません。
公務員がチャットボーイの副業をしてバレる理由

公務員の副業は法律で禁止されていますが、それでも副業をしている公務員はいます。
少額かつ誰にも話さなければ、職場にはバレない可能性が高いためです。
公務員がチャットボーイの副業をしてバレる主な理由は以下の通り。
- 同僚や上司などがライブチャットを利用していた
- 知人からのタレコミ
- 誰かに話してしまった
- 住民税から
- 税務調査から など
同僚や上司などがたまたまライブチャットを利用していて、チャットボーイとして働くあなたを見つけてバレる可能性があります。
また、知人から職場へのタレコミでバレるケースもあります。
ただし、これらのケースは稀で、自分から誰かに話してしまい職場にもバレるケースが多いようです。
住民税や税務調査からバレる可能性もあり、とくに注意したいのは住民税となります。
住民税については次項でくわしく解説します。
【非推奨】公務員がチャットボーイの副業をする際の注意点

おすすめはできませんが、公務員がどうしてもチャットボーイの副業をしたい場合は以下の点に注意しましょう。
- 誰にも話さない
- 副業所得が20万円を超えないようにする
- 住民税の納付を「普通徴収」にする
副業がバレないようにするためには、職場の人はもちろん、親友や兄弟など信頼できる人にも話さないのが一番です。
副業所得が20万円を超えると確定申告が必要なため、副業所得が20万円を超えないように働くことをおすすめします。
副業がチャットボーイのみの場合、月に1~2万円以内を目安に稼ぎましょう。
20万円以上稼ぐ場合は確確定申告が必要となますが、このときに住民税に注意が必要です。
収入が増えるとその分だだけ住民税も増え、勤務先の給与担当者に通知されます。
住民税が高くなれば、給与担当者は「他に収入減があるのではないか?」と勘付いてしまうわけです。
対処法としては、住民税の納付を「特別徴収」ではなく「普通徴収」にする方法があります。
チャットボーイの求人はどこにあるの?

チャットボーイの求人は少なく、現在安定しているライブチャットサイトは以下の3つのみです。
メンズガーデンは女性向けのライブチャットですが、残り2つはゲイ向けのサービスとなっています。
チャットボーイに関心がある方は、ぜひチェックしてみてください。
公務員にチャットボーイの副業はおすすめできない
公務員は副業自体が禁止されているため、副業でチャットボーイをすることはおすすめできません。
どうしてもチャットボーイをしたい場合は、誰にも話さず内緒で働き、月収は1~2万円程度に抑えることをおすすめします。
がっつり稼ぎたい場合は、住民税の納付を「普通徴収」にするとバレにくくなるでしょう。
チャットボーイは自宅にいながら気軽にでき、かつ高収入を目指せます。
公務員の方には推奨できませんが、その他の方には本業・副業ともにおすすめの在宅ワークです。