チャットレディは、自宅で手軽にできる女性向け在宅ワークとして人気です。
しかし、その一方でストレスが多く、メンタルが崩壊しそうになるチャットレディは少なくありません。

報酬的には申し分ないけど、メンタルがやられて辞めてしまう女性が多いよね…。
チャットレディのメンタルがやられる原因は、主に「嫌なお客様」と「収入面の不満」の2つです。
この記事では、チャットレディが病む理由とメンタルを保つ方法を紹介します。
チャットレディのメンタルがやられる7つの原因

チャットレディは高報酬の一方、ストレスが多い仕事として知られています。
ストレスがまったくないチャットレディはほぼいません。
チャットレディのメンタルがやられる主な原因7つを紹介します。
嫌なお客様の対応
チャットレディの仕事をしていると、嫌なお客様と遭遇することが少なくありません。
嫌と感じる基準は人それぞれですが、具体的には以下のようなお客様はチャットレディから嫌われます。
- 上から目線
- 暴言を吐く
- デートに誘う
- しつこく連絡先を聞く
- ノンアダルトサイトでアダルト要求
- カメラに性器を映す など
チャットレディ経験者の多くが「あるある」と共感できたのではないでしょうか。
中には高圧的な態度を取ったり、一方的に暴言を吐いてきたりする男性会員もいます。
ストレスのはけ口としてチャットをしている男性会員もいるため、それを受け止めなけはいけないチャットレディは病んで当然です。
ノンアダルトサイトでのアダルト要求は普通にあり、上手に断るスキルを身につけないとストレスに感じるかもしれません。

カメラに性器そのものを映すのは犯罪なので、ブロック&通報で構いません。
理不尽なアダルト要求
ライブチャットでは避けて通れないのが、アダルトな演出を求める「アダルト要求」です。
先ほども少し触れたように、ノンアダルトチャットレディに対してアダルト要求をする男性は普通にいます。
アダルトサイトであっても、入室後すぐに「脱いで」と言われるとカチンとくる方が多いでしょう。
挨拶もなしに脱ぐように要求してきたり、無理なプレイを強制したりする男性会員に遭遇すると、やる気を削がれてしまいます。
待機地獄
チャットレディ最大のストレスといわれているのが、長時間お客様が来ない「待機地獄」です。
原則として待機中は報酬が発生しないため、何時間待機をしても誰とも話せなかったら日給0円となります。

一部サイトやキャンペーンで待機保証(待機中も時給が発生)がつくことがありますが、ほほぼないと思ってください。
筆者の経験上、ゴールデンタイム(夜10時~翌2時頃)であれば待機開始から15分以内にお客様が来てくれることが多いです。
ただし、運が悪い日や平日昼間などはまったくチャットが成立しないこともあり、正直メンタルがやられます。
思うように稼げない
「チャットレディは高収入を目指せる仕事」という認識でチャットレディを始める女性がほとんどです。
しかし、実際にチャットレディを始めていると、思うように稼げずメンタルをやられることがあります。
「もっと稼げる仕事だと思っていた」「どうやったら稼げるの?」など、収入面の悩みが尽きないチャットレディは多いでしょう。
実際に月収100万円以上稼ぐチャットレディも存在するため、他のチャットレディと比較して落ち込むことも日常茶飯事です。
身バレへの不安
身バレへの不安から、仕事中は常にストレスを感じているチャットレディも少なくありません。
身バレ=家族や知り合いにチャットレディの仕事をしている事実がバレること。
知り合いに偶然見つかる可能性は低いものの、自分の不注意で家族や恋人にバレることは意外と多いようです。
旦那や彼氏に内緒でチャットレディをしている場合、とくにヒヤヒヤしながら仕事をすることになるかもしれません。
生活スタイルの乱れ
チャットレディの仕事をしていると、徐々に生活スタイルが乱れて、疲れや寝不足に悩まされることがあります。
先ほども触れたように、一般的なライブチャットのゴールデンタイムは夜10時~翌2時頃です。
稼ぐためにはゴールデンタイムを狙うのがおすすめですが、ゴールデンタイムに稼働すると就寝時間が遅くなります。

チャットが盛り上がって、終わるのが深夜になることもしばしばです。
副業チャットレディの場合、帰宅後や休日を利用してチャットレディの仕事をしなくてはいけないため、心身ともに負担を感じやすいでしょう。
主婦の方も同様で、睡眠不足になったり自分の時間を確保できなくなったりするリスクがあります。
相談相手がいない孤独感
チャットレディをしている女性の多くが、家族や友人には内緒で仕事をしています。
それゆえに仕事での悩みや不安があっても、誰にも相談できずに抱え込んでしまう傾向にあります。
とくに在宅チャットレディは孤独感を抱えやすいため注意が必要です。
チャットレディのメンタルがやられるとどうなる?

人間は我慢ばかりしているとやがて限界がきます。
チャットレディの我慢が積み重なり、メンタルが崩壊すると以下のような状況に追い込まれる可能性があります。
- 笑顔での会話ができなくなる
- お客さんとの会話が怖くなる
- ログインするのが億劫になる
- 収入がダウンする
メンタルがやられると、お客様との会話中に上手に笑顔を作れなくなります。
チャットレディには笑顔が必須なため、上手に笑えないチャットレディからはお客様が離れていくでしょう。
「また暴言を吐かれるのでは」「アダルト要求をされるのでは」という不安から、お客様との会話が怖くなり、やがてログインが億劫になるケースもあります。
最終的には収入的に厳しくなり、チャットレディを継続するのが難しくなる可能性があります。
チャットレディがメンタルを保つ7つの方法

チャットレディはつらいことが多い分、高報酬を得られる仕事です。
もしメンタルをやられそうになったら、今から紹介する方法を試してみてください。
仕事だと割り切る
「チャットレディは仕事」と割り切ることで、気合が入って乗り越えられるチャットレディは少なくありません。
よく「世の中に楽な仕事はない」といいますが、チャットレディも例外ではなく、大変だからこそ高報酬を得られるわけです。
だからといって何もかも我慢しろというわけではありませんが、仕事だと割り切ると精神的に強くなります。
悪質な男性会員は通報する
「嫌なお客様の対応」で紹介したような悪質な男性会員はブロックし、運営に通報してしまってOKです。
例えば、ライブチャットでデートに誘う行為や連絡先を聞く行為はマナー違反となります。
断っているのにも関わらず、しつこく言ってくる男性会員を相手にする必要はありません。

ライブチャットを出会い系だと勘違いしている男性もいるため、しつこい場合はブロックしたほうが安心です。
また、ノンアダルトサイトでのアダルト要求は規約違反ですし、性器の露出に至っては法律違反で逮捕される可能性もあります。
話を聞き流す癖をつける
嫌な男性会員の話は聞き流す癖をつけると、メンタル的にだいぶ楽になります。
真面目な女性ほど話を真剣に聞く傾向にあり、自分の感情を左右されてしまいます。
しかし、男性会員の話にいちいち感情を左右されていたら、チャットレディの身は持ちません。
「上から目線」「下ネタしか話さない」「自慢話が多い」などの面倒な男性会員に対しては、笑顔で相槌を打ちながら話は聞き流すことを推奨します。
ただし、次回来てくれたときのために男性会員の基本情報はメモしておくとよいでしょう。
待機時間を減らす工夫をする
チャットレディの大きなストレスとなるのが待機時間です。
ストレスを少しでも減らすために、以下のような方法で待機時間を減らす工夫をしてみてはいかがでしょうか。
- 待ち合わせをする
- ログイン時間を予告する
- 笑顔で待機する
- 覗き客がいたら手を振るなどアピールする
- アタックメール(営業メール)を送る など
男性会員と待ち合わせをすれば、待機時間はほぼゼロになります。
常連客はもちろん、事前にメールのやり取りをして待ち合わせができればベストです。
ブログやSNSでログイン時間を予告するのも◎
また、待機中の態度をよくする、積極的にアタックメールを送るなども効果的です。
他のチャットレディと交流する
チャットレディの仕事に孤独感を感じている方は、他のチャットレディと交流することをおすすめします。
在宅チャットレディの場合はチャットレディ仲間を作る機会がないため、掲示板やSNSを通じて他のチャットレディと交流するしかありません。
チャットレディ仲間がいれば、お互いに励まし合えるだけでなく情報交換もできます。
メリハリのある生活を意識する
在宅チャットレディは生活スタイルが乱れやすいため、仕事とプライベートのメリハリをつけることを意識しましょう。
「今日は○時間だけログインする」「○円稼いだら休憩を取る」など、現実的な目標を立てましょう。
1円でも多く稼ぎたいという思いから、朝から晩までご飯も食べずに待機しているチャットレディもいます。
しかし、それでは心身ともにボロボロになり、また継続的に稼ぐことも難しいはずです。
ダラダラとログインするよりも、メリハリをつけて仕事をしたほうが効率的に稼げます。
働く環境を変える
現状大きなストレスを感じているなら、思い切って働く環境を変えるのもひとつの手です。
- 在宅チャットレディ⇒通勤チャットレディ
- 通勤チャットレディ⇒在宅チャットレディ
- 所属事務所・代理店を変える
例えば、在宅で仕事をしていて孤独感を感じる方は、他の人と交流できる通勤チャットレディを選ぶのがおすすめです。
逆に人間関係が苦手な通勤チャットレディは、1人で働ける在宅チャットレディのほうが向いています。
それでもチャットレディがつらいときはどうすべき?

前項で紹介した方法を試しても、チャットレディがつらいと感じる方もいるでしょう。
結論からいうと、無理をしてチャットレディを続ける必要はありません。
いくらお金を稼げても、心身ともにボロボロになってしまったら元も子もないからです。
まずは一旦チャットレディを休んで、心に余裕が出たらまた再チャレンジをしてみてはいかがでしょうか。
休む間のつなぎの収入が欲しい方、ライブチャット以外なら頑張れそうな方は、メールレディを試してみるのもおすすめです。
メールレディは顔出し・声出しをしなくてよいため、チャットレディと比較すると楽に感じる方が多いでしょう。
チャットレディでメンタルを保つコツを意識しよう
チャットレディにストレスはつきもの。
真面目な方ほどストレスを抱え込みやすく、メンタルをやられやすいため要注意です。
今回紹介したメンタルを保つ方法を試し、それでも無理な場合は一旦チャットレディをお休みしましょう。