チャットレディは原則として“個人事業主”です。
国民保険料や年金を自分で払わないといけないのがキツイ…。
とにかく安定感が欲しい…。
チャットレディは、一般的な会社員より稼ぐことも可能です。しかも会社員のような縛りがなく、自由に働けるのも魅力ですよね。
その一方で、安定感がなく、保険料や年金の支払いはすべて自分で行わなくてはいけません。もしチャットレディの正社員雇用があれば、応募してみたい方は多いでしょう。
今回は、正社員チャットレディになるメリット・デメリットを紹介します。
チャットレディは個人事業主
チャットレディは、委託契約者となる個人事業主に該当します。通勤チャットレディの場合も同様です。
個人事業主とは、法人を設立せずに個人で事業を営んでいる人のことを指します。
引用元：クラウド会計ソフト freee
在宅だと個人事業主のイメージが湧きやすいものの、通勤の場合はアルバイト感覚で通勤している方がほとんどではないでしょうか。
アルバイトは雇用契約を結んで働きますが、一般的なチャットレディは雇用契約を結びません。お金は給与としてではなく、個人事業主という扱いで「報酬」として支払われます。
チャットレディの正社員雇用はあるの？
結論からいうと、チャットレディの正社員雇用を行っている事務所や代理店は存在します。
チャットレディ事務所「ライバーサポートグループ」では、以下のように正社員のチャットレディを募集しています。
契約期間は半年間の契約社員の後、正社員雇用で最低1年間となっています。基本給にチャットレディの報酬分が上乗せされるので、安定感だけでなく高収入も目指せそうですね。
また、チャットレディ代理店の「アスタリスク」でも正社員を募集しています。
チャットレディをサポートする女性スタッフの募集ですが、プレーヤー（チャットレディ）としても活動可能です。チャット報酬分は基本給とは別にしっかりと支払われます。
普段はサポート側に回り、時間が空いたらチャトレ業務もできるのは楽しそうですね！
正社員チャットレディになるメリット4つ
正社員チャットレディになれば、今まで抱えていた悩みが解決する可能性があります。正社員チャットレディになる主なメリットは以下の4つです。
- 固定給で生活が安定する
- 社会保険や雇用保険に加入できる
- 確定申告の手間が省ける
- 社会的信用を得られる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.固定給で生活が安定する
正社員チャットレディになると、収入形態が報酬から給与に変わります。今までなかなかチャットが成立せず、収入が安定しなかった方にはメリットが大きいでしょう。
正社員チャットレディは基本給与に、チャット分の報酬が上乗せされる形が一般的です。安定感だけでなく、頑張れば頑張ったほど高収入を得られます。
ボーナスがある事務所や代理店であれば、会社員のように年に2回ボーナスをもらえる点も魅力です。通常、チャットレディはログイン時間や月間ランキングなどに応じてボーナスが支給されます。
今までボーナスに無縁だった方も、正社員になればボーナスをもらえる可能性がありますよ◎
2.社会保険や雇用保険に加入できる
正社員チャットレディになれば、社会保険や雇用保険に加入できます。
- 社会保険：健康保険、厚生年金保険、労災保険など
- 雇用保険：失業や雇用継続などに関する保険制度
通常チャットレディは個人事業主なので、国民健康保険に加入しなくてはいけません。国民保険料は市町村によってことなりますが、平均月額保険料は12,025円です（年収200万円以下、39歳以下の場合）。
高い！さらに国民年金や住民性もかかるし…。
正社員になれば社会保険に加入することができ、健康保険証の発行および将来的に厚生年金がもらえます。しかも、その保険料の半分を会社側が負担してくれます。
3.確定申告の手間が省ける
正社員チャットレディになれば、確定申告が不要となります。正社員の場合、年末調整は基本的に会社が行ってくれるため確定申告は不要です。
ただし、一部の事務所や代理店では年末調整をしてくれないケースがあります。その場合は自分で確定申告を行う必要があります。
一方、業務委託でチャットレディを行う場合は、自分で確定申告をしなければいけません。確定申告を行うためには知識や手間が必要です。税理士にお願いする場合も費用がかかります。
4.社会的信用を得られる
“正社員”という社会的信頼を得られる点も、正社員の魅力です。具体的には以下のようなメリットがあります。
- 賃貸契約がしやすくなる
- ローンが組みやすくなる
- クレジットカードの審査が通りやすくなる など
個人事業主の場合、契約時に収入証明が必要だったり、保証人を立てたりしなくてはいけない場合があります。
チャットレディ引退後にほかの仕事をしたい場合も、経歴に正社員が加われば転職活動が有利になります。将来的なことを考えると、正社員チャットレディのほうが安心かもしれません。
親や友人への体裁が必要な方も、正社員チャットレディがおすすめです！
正社員チャットレディになるデメリット3つ
メリットが多い正社員チャットレディですが、実は以下のようなデメリットもあります。
- 時間の自由がなくなる
- 業務委託の時よりも収入が減る可能性がある
- 給与は月払い・銀行振込になる
エントリーする前にデメリットについても確認しておきましょう。
1.時間の自由がなくなる
正社員チャットレディになると、時間の自由がなくなります。業務提携のチャットレディであれば、自分の好きな時間に稼働・通勤ができますが、正社員チャットレディはフルタイムでの固定勤務となります。
チャットレディの魅力として、「家で自由に働ける」「自分の好きなタイミングに働ける」を挙げる方は多いでしょう。正社員チャットレディになると、そのような魅力を犠牲にしなくてはいけません。
2.業務委託の時よりも収入が減る可能性がある
人によっては、業務委託の時よりも収入が減る可能性がああります。正社員チャットレディは安定を得られる一方で、上限が決まってしまうデメリットがあるのです。
業務委託の場合、自分の体力が許す限り稼働できます。人気チャトレともなれば、月収100万円を超えることも珍しくないのです。
フルタイムでの固定勤務である正社員チャットレディは、原則として1日8時間以上は働けません。売上トップクラスのチャットレディや、今まで長時間ログインしていた方は、正社員になったほうが収入ダウンするリスクがあります。
正社員の場合も、基本給にチャット分の報酬が上乗せされることがほとんどです。
ただし、1日8時間と決まっているため月収100万円越えは難しいかも…。
3.給与は月払い・銀行振込になる
正社員チャットレディになると、原則として給与は月払い・銀行振込になります。
お金が必要な時にもらえないのは困る……
親や彼氏に内緒でチャトレしているから、通帳に証拠が残るのは嫌だな。
在宅チャットレディの場合、一定金額を超えていれば、自分の好きなタイミングで振込申請ができるケースがあります。また、通勤の場合は当日の現金手渡しが可能な事務所もあります。
また、正社員になると銀行振込で給与が支払われるようになる点もデメリットです。「入出金に振込記録が残ると都合が悪い…」という方は、現金手渡しが可能な通勤チャットレディを選んだほうが良いかもしれません。
安定を求めるなら正社員チャトレがおすすめ！
正社員チャットレディになると、固定給をもらえるため生活が安定します。業務委託のチャトレをしていて、なかなか収入が安定しない方は正社員を検討してみてはいかがでしょうか◎
また、社会保険や雇用保険に加入できる点も大きなメリットです！その一方で、時間の自由がなくなる、売れっ子チャトレの場合はかえって稼げなくなるなどのデメリットがあります。
正社員チャットレディになるメリットとデメリットをよく比較して、自分に合った働き方を選びましょう。
